マシュマロ・タッチ®とは

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マシュマロ・タッチ®とは

マシュマロ・タッチ®の脳への伝達経路

マシュマロ・タッチ®は、触覚を利用したリラックス法です。医療・介護の現場向けに開発されたリラックスの科学的根拠(エビデンス)を持つオリジナルのタッチング技術です。2018年に マシュマロ・タッチ®のリラックス効果を検証した論文「短時間のハンドマッサージによる生理的・心理的効果の検証―実施時間の差異によるランダム化比較試験―」が看護技術学会誌に掲載されています。

マシュマロ・タッチ®は、患者さんの闘病の辛さや不安をやわらげるストレスケアを目的に開発されています。やさしく触れることで皮膚の感覚受容器に働きかけ、脳の中の感情や記憶、睡眠に関わる脳幹や大脳辺縁系に影響を与えて、短時間で脳からリラックスを促します。筋肉やリンパではなく、皮膚の感覚受容器を反応させるので、マッサージのような強い力は必要ありません。また、施術の動きはセラピストの体の負担を軽減するように作られています。

マシュマロ・タッチ®は、心地よさを生み出す要素を「心地よいタッチの5原則PARTS」として独自に定めています。PARTSは すべて科学的根拠に基づいて数値化されています。今まで曖昧だった「触れるケア」を数値化することで技術を標準化するだけでなく、精度管理も行える再現性のある技術として提供しています。看護の現場で、患者の不安や苦痛をやわらげ、安心や信頼感をもたらす援助技術の一つとして活用していただけます。

マシュマロ・タッチ®の特徴

安全性を高めるために標準化した技術

質の高い安全な技術を提供するには標準化が必要です。マシュマロ・タッチ®は優しいタッチ、心地いいタッチを数値化することで技術を標準化しています。

リラックス効果のエビデンスがある

5分間の両腕へのマシュマロ・タッチ®でリラックス効果や疲労や不安・抑うつの軽減効果などが科学的に実証され、論文が発表されています。

短時間で効果がでる

脳が心地いいと感じる触れ方「心地よいタッチの5原則 PARTS」に則り、皮膚を撫でで脳にアプローチするので短時間で脳からリラックスを促します。

こんなときにおすすめ

今の仕事にいかしたい(看護・介護・ネイルサロンなど)

病気になった家族に少しでも楽になってほしい

ボランティアでがん患者さんや認知症患者さんに提供したい

第二の患者(ご家族)
ストレスも減らす

家族が病気になったとき、患者さん本人だけでなく、ご家族も強いストレスにさらされます。
突然がんと診断されたとき、治療、再発、そして積極的な治療から最期の時へと移行したとき、
ご家族も患者さんと同じくらい強いストレスにさらされます。
特に患者家族は大切な病気のご家族をただ見守ることしかできない「何もできない辛さ」を抱えています。
この「何もできない辛さ」を解消する手段の一つとしてマシュマロ・タッチを開発しました。

介護に疲れて話す気力もなくなったときでも、マシュマロ・タッチ®は言葉がなくても愛情と信頼を相手に伝えます。
大切な病気の家族のために、ご家族であるあなたにもできることがあります。
患者さんの一番隣で最後まで支えられるのはご家族です。 何もできない、なんて嘆かないでください。
マシュマロ・タッチ®は特別な道具はいりません。特別な技術もいりません。
あなたの手のひらと、ほんの少しの時間があれば、誰でもできる技術です。
マシュマロ・タッチ®で、大切なご家族とリラックスする時間を楽しんでいただければと思います。

施術する人の体も守る

マシュマロ・タッチ®は、施術者の体の負担を減らすよう人間の体に無理のない動きを取り入れ、施術する側のお体も守る技術として開発されました。マシュマロ・タッチ®の施術をするときの動きがそのまま肩甲骨を動かす体操になっています。マシュマロ・タッチ®を受ける患者さんには「リラックス効果」が、マシュマロ・タッチ®をする人には「肩こり解消」の効果をもたらすように組み立てられています。マシュマロ・タッチ®はすればするほど、する人の健康維持にも役立ちます。

開発者からのメッセージ

マシュマロ・タッチ®は、がんの母の介護がきっかけで生まれました。

母は便秘が続いてお腹が痛いと言って病院に行った時には、大腸がんのステージⅣと診断されました。すぐに手術したのですが、余命1年を宣告され、抗がん剤も2クール目で効き目が出なくなり、主治医から緩和ケアを勧められました。がんが見つかってからの最後の2年間、私が母にしてあげられたのは、体をさすってあげることだけでした。病室のベッドの上でじっと痛みをこらえていた母に「大丈夫?」とさすると、ふーと息を吐いて、楽になってくれたからです。どんどん病状が進んで、お腹にも、胸にも水が溜まって、寝返りすら自分でできなくなった母に、娘としてできたのは体をさすってあげることだけでした。母は腹水が溜まったあたりから、押したり、揉んだりするマッサージを「しんどい」と言って嫌がるようになり、最後の3ヶ月は、さすることもできず、軽く手を当てて撫でることしかできなくなっていたのです。

マシュマロ・タッチ®の開発

母の死後、私は終末期のがん患者さんが楽になるマッサージを作ろうと決意し、鍼灸師の資格を取得しました。そして、母の介護経験と鍼灸の技術、解剖学、生理学などの医学的な知識に基づいて、独自のタッチング技術である「マシュマロ・タッチ®」を10年かけて開発しました。マシュマロ・タッチ®には、何度か入院、手術を経験した患者としての私の経験も入っています。私の患者としての経験も踏まえて、心地よいタッチの5原則である『PARTS』を見出し、その手順を明確にしました。また、母を介護した経験からマシュマロ・タッチ®は施術者の体に負担がない技術になっています。施術者の負担が大きいと毎日、患者さんにしてあげることができません。母の看病をしているとき、自分の体がしんどくて母を撫でさすることができなかった日もあった経験から、施術する人が無理なく動けて、肩こりを解消する動きを取り入れています。

マシュマロ・タッチ®の特徴

マシュマロ・タッチ ®はマッサージではありません。患者さんの体の負担を考えて、マッサージより軽いタッチングという技術になります。筋肉を揉みほぐすマッサージと違って、皮膚の上にある感覚受容器を刺激するだけなので強い力は必要としません。また、医療現場で活用することを考え、作用機序や手順を明確にし、技術を誰もが同じように再現できるように標準化しています。さらに『心地よいタッチの5原則 PARTS』でやさしく触れることを数値化し、精度管理も行えるようにしました。多くの手技療法では「やさしく触れて癒しを与える」と言っていますが、それを実現する方法が曖昧で再現性がありません。私は医療現場に耐えうる技術としてマシュマロ・タッチ ®を開発しました。

開発者から皆さまへ

皆さんが、何気なく患者さんの肩にポンと手を置くだけでも、その触れ方で患者さんは楽にもしんどくもなります。また、触れ方によって「この人、イヤだな」と思うこともあれば「いい人だな」と思うこともあります。触れ方ひとつで患者さんの気持ちは変わります。マシュマロ・タッチ ®は、患者さんが心地よいと感じる触れ方をまとめたものです。私が母にしてあげたかった技術です。多くの母と同じような患者さんに使っていただければと思っております。

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