緩和ケア病棟での活動の講演をします
皆さん、こんにちは。
アイグレーの見谷 貴代です。
この度、ご縁をいただいてがんで亡くなられたご遺族の会「飛鳥の会」で
講演会をさせていただくことになりました。
「アロマセラピストとしてかかわった緩和ケア」と題して
私が16年間続けてきた緩和ケア病棟での活動についてお話をさせていただきます。
サブタイトルに「私の人生を変えたボランティア活動」と入れさせていただきました。
決して大げさに言っているわけではなく、本当にその通りなんです。
今回、講演のご依頼をいただいた飛鳥の会を運営されている小出さんは
私が10年以上前に国保中央病院の緩和ケア病棟でマッサージをさせていただいた患者さまのお嬢様です。
入院されていた小出さんのお母さまに私はアロママッサージをさせていただいたのですが
それをとても気に入ってくださって、お嬢様である小出さんに私のことをお話してくださったようです。
偶然にも2年前に私の講座をご受講くださり、初めてお会いさせていただきました。
小出さんは何年も前から私に講演をお願いしたいと思ってくださっていたようです。
先日も打ち合わせをしていて「そっか、まだお会いして2年しかたっていないんだ!」と
思ったぐらい、もう何年も前から知り合いのような感じで不思議です。
2003年に当時、講師として務めていた臨床アロマのスクールで緩和ケア病棟に始めてアロママッサージの
ボランティアに行くことになりました。
右も左もわからないまま、始めた緩和ケア病棟での活動でした。
患者さまたちは、私たちのアロママッサージの活動にとても感謝してくださいました。
それでも患者さまに「どうして自分だけがこんな目に、、、」
「これで僕の痛みが取れるの?がんが良くなるの?」と言われて、正直なんて答えていいかわからなくて
泣きながら病院から帰ったこともありました。
やさしい刺激のアロママッサージでさえ、負担になって受けられない患者さまもおられて
無力感でいっぱいになったこともありました。
それが私の人生を大きく変えることになりました。
緩和ケアでの経験から、私が興味を持ったのが「触れるケア」だったのです。
私の人生がどういう風に変わったのか???それは、講演でお話をさせていただきます。
どなたでも参加ができるそうですので、ご都合が合えばぜひ、ご参加ください。
事前のお申し込みも必要ございません。
拙いお話になるかと思いますが、私の話が少しでもご遺族の方々の心に残れば幸いです。