仕事で疲れたときや診察の待ち時間など、ふとした瞬間に、「温泉に入りたいな」と思うことはありませんか?
けれど、乳がんの手術跡や治療による変化を気にして、公衆浴場を避けてしまう方も少なくありません。そんな方々が、安心して温泉を楽しめる場所があります。それが 「乙女温泉」 です。
目次
がんの治療でしんどいとき、「温泉に入りたいな」と思うことはありませんか?
大切なのは、気兼ねなく過ごせること
今日、偶然にも「乙女温泉」の主催者である 渡辺さんにお会いしました。渡辺さん自身も乳がんを経験し、「傷跡を気にせず、誰もが温泉に入れる場所を作りたい」という想いから、このイベントを始められたそうです。
乳がんの治療を経た方の中には、「温泉に入りたいけど、周りの目が気になってしまう…」と感じる方がたくさんいます。ここでは同じ経験を持つ人たちと一緒に、安心して湯に浸かることができます。
「乙女温泉」は、2020年に兵庫県尼崎市で始まりました。きっかけは、温泉や銭湯などの大浴場に行きづらいと感じていた乳がん患者さんの声を聞いた 尼崎の温泉銭湯の女将さんの一言でした。
「うちの風呂を貸してあげるよ」
その温かい想いから、定休日に乳がん患者さんのために男湯まで開放してくれたのです。
それが評判となり、今では全国の温泉施設で 50回以上も開催され、多くの方がこの温泉イベントで心と体を癒しています。
そんな 「乙女温泉」 の次回開催が決まりました!
📅 日程:5月24日(土)
📍 場所:神戸市垂水区「ジェームス山天然温泉 月の湯舟」
🌸 イベントのお申し込み・詳細はこちら 🌸
🔗 乙女温泉公式HP:https://rebornr.com/
📷乙女温泉 Instagram:https://www.instagram.com/otome_onsen/
温かなお湯に包まれながら、気持ちを分かち合える仲間と過ごす時間は、何よりの癒しになるはず。
乳がん以外の方でも参加できるそうです。「温泉、久しぶりだな」と思ったら、ぜひ足を運んでみてください。
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