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がんを子どもにどう伝える?|遊びながら学ぶ【がん教育×カードゲーム】

2025/08/12

こんにちは、マシュマロ・タッチの前川です。

がんのこと、子どもにどう伝えたらいいか迷ったことはありませんか?

そんなときに出会ったのが、

カードを使って“がん”について自然に学べる、新しいゲーム教材。

その名も『メディカルテット』。

ルールはシンプル、でも中身は本格派。遊びながら、がんの治療や気持ちの変化、家族のサポートまで学べるんです。

子どもも大人も、楽しみながら学べるこのゲーム。

今日はその魅力をご紹介します。

ルールはとっても簡単!

同じ種類のカードを

4枚そろえて「カルテット!」

たとえば「治療カード」を4枚集めたら、それで1セット。

相手に聞いてカードをもらうこともできます。

「○○さん、検査の『血液検査』カード持ってる?」

→ 持っていればもらえる、なければ「パス」。

全てのカードが出たら終了。

カルテットを一番多く作った人が勝ち!

家族やお友だちと、楽しみながら学べます。

カードを見るだけでわかる!がん教育の工夫

このゲームのすごいところは、遊ぶだけじゃなく、見るだけでも学べること。

カードには、がんに関するいろいろな情報が盛り込まれています。

 

・がんの治療(手術・抗がん剤・放射線・緩和ケア)

・副作用やつらさの種類(身体の痛み、心のつらさ、副作用など)

・家族や周囲のサポートの方法

・日本で多いがんの種類

・検査や予防の情報など

 

どれも、かわいいイラストに簡単な説明が付いています。

小学生でも、中学生でも、大人でも、カードを見ているだけでがんについて自然と学べるようになっています。

メディカルテット

【学生が開発】教育にも使えるカードゲーム誕生!

『メディカルテット』は、神戸薬科大学の横山郁子先生と学生さんたちが一緒に開発したものです。

第7回 日本医療薬学会フレッシャーズ・カンファランスで優秀演題発表賞も受賞しています。

開発に関わった学生さんのお話はこちらからご覧になれます。

“がん教育で活用できる「がんを学ぼう!メディカルテット」の開発およびその教育効果について”

また、メディカルテットは、神戸の東灘区の御影中学校で、3年生のがん教育に使われました。 

その様子は神戸新聞の記事でも紹介されています

神戸新聞の記事

まとめ

がんのことって、大人でも説明が難しいもの。

でもこのカードゲームがあれば、

遊びながら自然と会話が生まれて、

「がんってこういうことなんだ」と気づくきっかけになります。

実は、「がんを伝える」のは、言葉だけではありません

触れること、寄り添うことでも、

“あなたのことを大切に思っている”という気持ちは伝わります。

私は「触れ方」によって、

がん患者さんに安心感や心地よさを届けるタッチングケア講座を行っています。

言葉では伝えきれない気持ちを、

そっと、でも確かに届ける方法を学んでみませんか?

▼がん患者さんへのタッチングケア講座はこちら

👉 [がん患者へのタッチング講座]

メディカルテットに関するお問い合わせ

メディカルテットについて詳しく知りたい方は、神戸薬科大学の横山郁子先生までご連絡ください。

 

横山郁子先生の紹介ページはこちら

 

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