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友達が、がんになったとき、何ができる?|どう支えればいい?

2025/06/28

こんにちは、マシュマロ・タッチの前川です。

ある日、仲の良い友達から「がんになった」と告げられたら

何を言えばいいのか、どんな風に接すればいいのか、戸惑ってしまう方も多いのではないでしょうか。

「何かしたい。でも、何をすればいいの?」

そんなとき、少しでも気持ちが伝わるサポートのヒントをご紹介します。

がんの告知を受けた直後は、本人も家族も、気持ちの整理が追いついていないことが少なくありません。

そんなとき、無理に励まそうとしないことが大切です。

 

「大丈夫だよ」と言いたくなる気持ちもわかりますが、それよりも

「話したくなったら、いつでも聞くよ」と、そばにいる姿勢を示すほうが、心の支えになります。

無理に病気の話をしなくてもいい

病気のことを、無理に話題にしなくても構いません。

普段通りに過ごす時間こそが、心を落ち着かせる力になることもあります。

役に立ちたい気持ちを、自然な行動で伝える

何か力になりたいと思ったら、日常生活でのちょっとしたサポートを提案してみてください。

例えば

・通院時の付き添いや送迎(負担がなければ)

・食事の差し入れ、買い物の手伝い

・家族のケアが必要な場合のサポート(子どものお迎えなど)

 

本人が遠慮して断るかもしれませんが、「いつでも言ってね」「無理しなくて大丈夫だよ」と言葉を添えると、気持ちが伝わりやすくなります。

無理に言葉を探さなくてもいい

がん患者さんのなかには、言葉をかけられるよりも、そばにいてくれるだけで安心するという方もいます。

特別なことをしなくても、そばにいるという行動そのものが、心の支えになることもあるのです。

 

そしてもうひとつ大切なのは、あなた自身の心の不安にも気づいてあげること

大切な人が病気になると、「自分は何もできない…」と落ち込んだり、無力感を抱えたりすることもあるかもしれません。

そんなときは、自分の気持ちもケアすることが、支え続ける力になります。

やさしくふれる、という寄り添い方もあります

大切な友達ががんになったとき、「自分には何もできない」と感じてしまう方も少なくありません。

でも、そんなときにこそ、“ふれる”という方法があることを、知っておいてほしいと思います。

マシュマロ・タッチは、押したり揉んだりせず、ただやさしくなでるように触れるタッチングケア。

言葉がなくても、気持ちがそっと伝わっていく、安心を届ける触れ方です。

実際にがん患者さんからも、

「安心した」
「気持ちよかった」
「温かかった」

という声をよくいただきます。

無理に話さなくても、やさしくふれるだけで

「そばにいるよ」という想いが、ちゃんと伝わることもあるのです。

そばにいる、その気持ちをかたちに

がんと向き合う友達に、

「何かしたい」「そばにいたい」

その気持ちは、きっと伝わります。

言葉にしなくても、特別なことをしなくても、

やさしくふれることが、あなたにできる「寄り添い方」になるかもしれません。

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