日本アロマセラピー学会学術総会のシンポジウムで発表します!
目次
学会での発表が決定!!
第23回日本アロマセラピー学会学術総会で、マシュマロ・タッチ®︎の活動事例の発表をさせていただくことになりました。12月にオンライン開催される学会発表には、認定を取られた石川県小松市の「さわらびデイサービス」と「まそらデイサービス」の介護職員さんたちが発表されます。彼女たちは、メディカル・タッチ®︎のケアチームのメンバーです。チーム設立からまだ1年ですが、精力的に活動されています。その成果を学会で発表することになりました!!
〈第23回アロマセラピー学会学術総会〉
オンデマンド配信:2020年12月5日(土)~ 6日(日)
アーカイブ配信 :2020年12月7日(月)~12日(土)
オンデマンド配信は期間中の視聴に加え、コメント機能で発表者と質疑応答が可能です。アーカイブ配信は期間中の視聴のみが可能です。コメント機能で発表者と質疑応答はできません。
詳しくは学会の専用サイトをご覧ください。
第2部に登壇します!
職員さんたちの出番は、一般シンポジウムの【在宅におけるアロマセラピー】の第2部です。デイサービスでメディカル・タッチ®︎(旧マシュマロ・タッチ®︎)にアロマの香りを組み合わせたケアの事例についてお話します。アロマテラピーに興味がある方にも、とっても役立つ情報なんですよ。
「末期がん利用者の心と身体のやさしいケア」
演者:宮元 晶子・坂下 恵加(有限会社見谷メディカルサービス さわらびデイサービス)
「デイサービス利用者へのメディカル・タッチ®︎の継続的実践例の報告」
演者:浅木 栄子、小野 実香、高橋 佑果(有限会社見谷メディカルサービス まそらデイサービス
ちょっとだけ、中身を公開!?
さわらびデイサービスの宮元さんは、終末期の利用者にメディカル・タッチ®︎を実施した事例について発表されます。末期がんと診断され、術後も本人の希望でデイサービスを利用されていた、がん患者さまのケースです。病気で思うように体が動かず、以前と同じように活動できなくなった利用者さまに行われたメディカル・タッチ®︎の実践例です。
発表資料をまとめるために、宮本さんからお話をお聞きしたとき「そういえば、こんなこともあった」と利用者さまのケアを通じた様々なエピソードが出てくるんです。本当にすばらしい関わりをされたんだなと感じました。
まそらデイサービスの浅木さんは、利用者さまに継続的にメディカル・タッチ®︎を実施した2つの事例について発表されます。こちらも、「へー、そんな変化があったんだ!」と、思わずお話に聞き入ってしまいました。
コミュニケーションのきっかけ作りや、心地よいリラックスの時間を提供することを目的に、レクリエーションとしてメディカル・タッチ®︎を導入しました。継続して同じ利用者の方に実施することで、次第に行動や意識の変化が見られたそうです。あまり人との交流がなかった利用者さまがコミュニケーションを取るようになり、自発的に行動することにつながったと考えられる事例など、介護職の方にも参考になるお話です。
先生方からも高評価!?
この2つの発表は、11月2日(月)に行われた総合討論会に参加された先生方から「素晴らしい!」とおっしゃっていただけたようです。メディカル・タッチ®︎をしたことで、利用者様にどんな変化があったのか…ぜひ、アロマセラピー学会でご視聴いただければと思います。
アイグレーは認定者の学会発表のサポートもしています
今年の学会は、オンラインで開催されるので、発表資料は原稿作り、そしてパワポに音声を吹き込むなど慣れない作業を非常に短い期間でこなさないとならず、とても大変です。私もzoomを使って石川県の皆さんのサポートをしてきました。コロナ禍でも、利用者様に寄り添うスタッフの活動が、学会の発表という形になりました。アイグレーでは、認定者を対象にこうした学会発表のサポートもしています。
ぜひ、たくさんの方に学会に参加していただき、職員さんたちの発表をご視聴いただけたらと思います!
見谷貴代