尼崎社会福祉協議会でマシュマロ・タッチ®体験会を開催しました!
尼崎社会福祉協議会のボランティア養成講座の一環で
『マシュマロ・タッチ®ハンドタッチ体験講座』を開催させていただきました。
数年前から年に一度、私たちのボランティア活動の紹介のために
尼崎社会福祉協議会さまで、体験講座を開催させていただいております。
今年は、コロナウイルス感染症の影響もあり、開催ができるかしら??
今回は延期とさせていただこうかしら?とも考えましたが
社会福祉協議会にも「予定通りに開催されますか?楽しみにしています」
「年に1回しか無いのなら、絶対に行きます」と
参加者の方からお電話もいただいていたようで、皆さまのお声に応えるべく
職員さんたちともお話をして、感染症予防の対策を万全にした上で開催させて頂くことにしました。
介護をお仕事としている方、ご家族の介護をされている方、
ボランティア活動をされている方など、色んな分野の方が参加されていました。
マシュマロ・タッチ®︎はのボランティアは病院など医療現場で
行われることも多いです。
ボランティア活動といえども、私たちは患者さまのお体に直接触れます。
「どうして病院にボランティアで入ることができるんですか?」と、
よく質問を受けることがあるのですが、私たちが医療現場でのボランティアで
一番大切にしているのは「安全性」です。
「安全性」とは何なのか?
例えば、施術時の圧力などがそうです。
患者さまのお体に負担がかからないような施術を、解剖生理学、そして物理学を
もとにして組み立てたのがマシュマロ・タッチ®です。
マシュマロ・タッチ®は、触れるケアに必要な要素を
全て数値化して技術の精度管理を行っています。
そして、施術の効果です。
患者さまに施術をする以上は「ただなんとなく、いいから」
「リラックスするから」という理由だけではだめ、だと思います。
施術をすることで、施術を受ける方の心身にどのような影響があるのか?
リラックスするとはどういうことなのか?
副作用はないのか?を明らかにするために私たちは常に研究を重ねています。
その一つのエビデンスとして、私のマシュマロ・タッチ®の効果を検証した
論文が2年前に日本看護技術学会誌に掲載されました。
他にも、感染症対策は医療現場の基本に準じて行っています。
どうしてここまで厳密に行うのか?
それは、触れることは相手の心と体に影響を及ぼす行為だからです。
私が緩和ケア病棟にアロマのボランティアで入った17年前は、
その安全性が全くわからなかったので、患者さまに施術で触れることが怖くて
不安で仕方ありませんでした。
今は、根拠に基づいて自分がやっていることを説明できるようになったので
昔のような不安はずいぶんと減りました。
講座では、マシュマロ・タッチ®の手技を参加者の皆さんにも体験していただきました。
「やさしく触れることの意外な効果を体験できました」
「自分に、家族にやさしくタッチしてみたいと思います」
と、マシュマロ・タッチ®のマッサージとは違う感覚に、皆さんご満足いただけたようでした。
今はボランティアと言えども責任が問われる時代になってきました。
私たちも本当にいいものを提供で来ているのか、安全性は担保できているのか
常に振り返りながら、これからもさらによい技術を提供できるように
努力していきたいと思います。
見谷 貴代