認知症と失語症のイベントでマシュマロ・タッチ

2023/08/24

8月11日(金・祝)から3日間にわたり、開催された、認知症と失語症のイベントにマシュマロ・タッチで参加してきました！

5月から、少しずつ対面のイベントも増えていて、実際にマシュマロ・タッチを体験頂く機会も増えてきています。

３日間、たくさんの方がマシュマロ・タッチを受けてくださいました。

マシュマロ・タッチは、アロマのハンドトリートメントともハンドマッサージとも、

リンパドレナージとも違います。

羽にように優しいタッチで、触覚を使ってリラックスを促す方法です。

どうして、こんなに優しいタッチなのに、気持ちいと皆さん驚かれます。

子どもさんもマシュマロ・タッチ！

始まった途端から、眠たそうな表情がかわいかったです。

堺市の社会福祉協議会のイベントでお世話になったスタッフさんも来てくださいました。

認知症のご家族をサポートされています。

遠方からイベントに参加してくださったメディカル・タッチ認定さんもいらっしゃいました！

もう、何年も前に認定を取られたセラピストさんから、つい先月、認定を取られた方まで

皆さん、先輩後輩の分け隔てなく、仲良く交流されています。

マシュマロ・タッチをやり切った後の素敵な認定さんの笑顔！

会場では、認知症の方や認知症の方をサポートするナースの方の講演会おあり、たくさんの方が訪れていました。

たくさんのブースも出展されていて、会場はにぎわっていました。

マシュマロ・タッチは、認知症の方に受けて頂いています。

アルツハイマー型認知症は、認知症の6割を占めると言われていますが、

症状には、記憶障害などの中核症状の他に、BPSDと言われる行動心理症状があります。

例えば、怒りっぽくなったり、うろうろと歩き回ったり

BPSDは、不安から引き起こされると言われていますが、マシュマロ・タッチは、触れることで、

認知症の方の不安を和らげることを期待して行っています。

デイサービスで家に帰りたいと言ってフロアをうろうろと歩き回っていた認知症の方が、

マシュマロ・タッチを受けて気持ちが穏やかになり笑顔を取り戻したというお話を

認定さんたちからも聞いています。

認知症の方が、少しでもお穏やかに過ごすことができるように、マシュマロ・タッチでお手伝い

できたらと思っています。

この記事を書いている人

見谷貴代

看護師/アイグレー合同会社副代表
アロマセラピストから看護師になり、緩和ケア病棟や高齢者施設で5,000人の患者にタッチングを実践。病院や高齢者施設、製薬会社、企業などで研修や講演を実施。大学でも非常勤講師として活躍している。