看護師さん向けマシュマロ・タッチ®研修会が行われました(チャイルド・ケモ・ハウス)
皆さん、こんにちは。
アイグレーの見谷 貴代です。
いつも、ご病気の子供さんを看病されている
ご家族様のケアでお伺いしている
チャイルド・ケモ・ハウスで
「小児医療における中間的施設の役割を考える研究会」に
おける意見交換・実技指導として
「マシュマロ・タッチによる患者・家族ケア」の研修会にお招きいただきました。
これから、看護師さんたちハウスの職員さんが、タッチングの技術としてご家族様へのケアに
マシュマロ・タッチ®の技術を取り入れてくださることになりました!
私が行ったマシュマロ・タッチ®のハンドマッサージを用いた研究では
わずか両腕5分間のハンドマッサージで
リラックス効果やイライラ、不安、落ち込みなどの気分の改善がみられました。
論文の考察にも書いたのですが、忙しい臨床の現場でもちょっとした時間に
タッチング技術の一つとしてマシュマロ・タッチ®を応用して頂けたらと思っていましたので
早速実現することができて、とても嬉しく思っています。
患者さまの最もそばで、24時間寄り添ってケアをしているのは看護師の皆さんです。
看護の現場では、患者に触れずしてケアをすることはできません。
ただ、やみくもに触れるのではなく目的や状況に応じて患者さまに触れます。
タッチングやマッサージは、患者の身体に触ることから、言語的コミュニケーションよりも侵襲性が
高い行為といえるでしょう。ですから、触れるタイミングや部位、姿勢なども計画的に行う必要があります。
マシュマロ・タッチ®は、ストレスケアを目的に開発された技術です。
看護の現場で、患者のさま不安や苦痛を和らげ、安心や信頼感をもたらす援助技術の一つとして活用していただけます。
着衣のままわずか5分間という短時間で行えるだけでなく、特別な道具も不要で、
臨床における看護実践に応用しやすいように組み立てられています。
解剖学、生理学、物理学の根拠に基づき手技を構築しているため、患者さまのお体への侵襲性が低く、効果の再現性が高く、
習得期間が短くなっています。また、施術者の身体への負担も少なく行えます。
研修では、マシュマロ・タッチ®の技術は患者さまに合わせてカスタマイズしやすくなっているというお話は
看護師さんたちにも興味を持っていただけたようでした。
さすがに、小児の看護師さんたちはタッチのプロでした!
自然に培われた絶妙なタッチングで、あっという間にマシュマロ・タッチ®を
習得されました。
優しく触れてもらうって、やっぱり気持ちがいいものですよね。
研修中も看護師さんご自身も気持ちよさそうに受けられていました。
チャイルド・ケモ・ハウスの楠木先生、皆さま、この度は貴重な機会をいただき有難うございました。
これから、マシュマロ・タッチ®を護ケアとして多くの場面で活用していただけたらと思っております。