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「温かい」と言ってもらえた日。ドナルド・マクドナルド・ハウスで届けるハンドタッチのボランティア
こんにちは、マシュマロ・タッチの前川です。
先日、ドナルド・マクドナルド・ハウス神戸にて、マシュマロ・タッチの生徒さんたちと一緒に、7名のお母さま方にハンドタッチを提供させていただきました。
少しだけですが、現場の様子をご紹介させてください。
目次
病気の子どもとご家族を支える場所「ドナルド・マクドナルド・ハウス神戸」
神戸市中央区、ポートアイランドにある「ドナルド・マクドナルド・ハウス神戸」は、兵庫県立こども病院のすぐそばにある滞在施設です。
病気と向き合う子どもたちと、そのご家族が、治療期間中もなるべく安心して過ごせるようにという思いから設立されました。
ご家族が24時間体制で看病できるよう、病院の近くで少しでも「生活の場」として過ごせるようにと、医療とは別の視点から支援を続けておられます。
私たちマシュマロ・タッチは、この神戸ハウスが設立された当初から、定期的にボランティア訪問を続けており、心と体の緊張をゆるめるマシュマロ・タッチを届けています。
ハンドタッチで届けた、束の間のやすらぎ
今回の訪問では、7名のお母さまたちにマシュマロ・タッチのハンドタッチを提供しました。
「温かいです」
「眠くなります」
「ほっとします」
そんな言葉をいただき、うれしく思います。
長期にわたる付き添い生活の中で、お母さまたちは病院から出ることもままならず、自分のことは後回しにしておられます。
そんな中でほんのわずかでも「自分のための時間」を持ち、「触れられることの安心感」を感じていただけたい想いで、活動を続けています。
生徒さんたちの声 現場での学びと気づき
今回、同行したマシュマロ・タッチ認定講座の生徒さんからは、こんな感想が聞かれました。
「いろんな方がおられるんですね。皆さん、お疲れで…」
「来てよかったです。」
現場に立ってはじめて気づく「想い」や「背景」があり、実際に触れることで得られる学びがあります。
マシュマロ・タッチでは、こうした実践の機会を通じて、「技術を学んだだけで終わらせない」サポートを大切にしています。社会貢献の一歩を、自分の手で踏み出せる。
そんな機会を、これからも増やしていきたいと思っています。
神戸ハウスは偶数月に活動しています
神戸ハウスでは、偶数月に定期的に活動を続けています。今回が今年最後の訪問となりました。
12月（奇数月）は、大阪の健都ハウスで活動予定です。こちらでもまた、必要とされる方にマシュマロ・タッチを届けていきたいと思います。
病気の子どもを支える家族のために、できることを
病気の子どもたちを支えるお母さんやご家族の「孤独」や「緊張」に、何かひとつでも寄り添えることはないか
マシュマロ・タッチは、そうした想いで、ドナルド・マクドナルド・ハウスでの活動を続けています。
「何か力になれたら」と思ってくださる方へ。あなたの手が、誰かの心を軽くすることがあるかもしれません
◆マシュマロ・タッチ講座のご案内
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鍼灸師／アイグレー合同会社代表
がんの母を看取った経験から、「マシュマロ・タッチ®」「メディカル・タッチ®」を開発。がんや認知症の方に寄り添うタッチングケアを、のべ1,000人以上に届けている。
やさしくふれる感覚を練習できるトレーニング機器も開発し、特許を取得。
著書：
『看護にいかす触れるケア』（中央法規出版）
『イラストでわかる！がんのつらさや痛みがやわらぐ
家族ができる12の方法』（星湖舎）
