こんにちは、マシュマロ・タッチの前川です。
「最近、家族の食が細くなってきた……」 「一生懸命作ったのに、一口も食べてくれない」
そんなとき、ご家族としては 本当に心配で、辛くなりますよね。
実は私も介護をしていた頃、 食事が取れなくなった母を前に 「どうやったら食べてくれるのか」と 一人で悩んでいました。
そんな当時の私に 「これを知っていたら、もう少し楽だったかも」 と思える工夫をご紹介します。
目次
最近は、高齢者の「低栄養」を サポートする商品が本当に増えています。
・高たんぱく・高エネルギー
・ビタミン・カルシウム強化
・飲み込みやすさへの配慮
「少量でしっかり栄養が摂れる」ので、 介護しているご家族にとって、手軽で便利なものが手に入りやすくなりましたね。
先日、その一つを試食しました。 味は、広島育ちの私には懐かしい 「チチヤスヨーグルト」の味!
一番の特徴は、「溶けにくいこと」だったのですが、本当に溶けませんでした。
食べるのがゆっくりな方でも、 アイスが液体になって「むせる」心配が少なく、 ご本人のペースを大切にしてあげられると思いました。
こうした栄養補助デザートは、お家にあるもので手作りすることもできます。
溶けないコツは、ゼラチンや寒天です。 アイスを作る時に、凍らせる前に「溶かしたゼラチンや寒天」を加えるだけ。これだけで、時間が経っても「溶けにくいアイス」が作れます。
材料に市販の栄養補助食品を使って作ることもできます。
【参考動画:補助食品を使ったアイスクリームの作り方】 https://www.youtube.com/watch?v=QEoRofLhd18 (医療・介護の現場の栄養科さんが紹介している、栄養補助食品を使った簡単レシピです)
※動画ではゼラチンを使っていませんが、ここにゼラチンを足せば溶けなくなります!
もっと手軽に作りたいとき、私が母によく作っていたのは 「超簡単!ヨーグルトアイス」です。
作り方は、市販のヨーグルトに冷凍フルーツを入れて混ぜるだけ!
これだけで、ひんやり美味しい「ヨーグルトアイス風」のデザートになります。甘みが足りない時は、はちみつや砂糖を足せばOKです。
「今日は手作りで」
「忙しいときは市販品で」
その日の状況やご自身の体調に合わせて、無理のない方を選んでみてくださいね。
こうした栄養デザートは「魔法の食べ物」ではありません。
持病やお薬との相性もありますので、取り入れる前に一度、医療者や栄養士さんに相談することをおすすめします。
食べてくれないことが続くと
「ちゃんと食べさせなきゃ」 「なんで食べてくれないの?」
と、つい自分や家族を責めてしまうことがあります。
でも、自分を責めなくて大丈夫。 そんなときは、少しだけ視点を変えてみませんか?
① 市販品を頼る
市販品を買うのは手抜きではありません。 家族の笑顔を守るための「賢い選択」です。
② 専門家に悩みを共有する
医師や栄養士さんは心強い味方です。 一人で抱え込まず、プロの知恵を借りましょう。
③ 「一口」を一緒に喜ぶ
全部が食べられなくても、 「一口でも食べられた」「一口でもおいしかった」そのことを 一緒に喜んでみませんか?
ちゃんと食べさせたい。栄養をつけさせたい。その想いはとても大切だと思います。
でも、それを超えて大切なのは、 相手のペースに合わせてあげること。
完璧を目指さず、まずは 「安心」を届けることから始めてみませんか?
3月の講座スケジュール