お知らせ

介護を頑張るご家族のための休息の時間 | レスパイトケアを知っていますか?

2025/07/19

こんにちは、マシュマロ・タッチの前川です。

ご家族の介護に日々向き合っているあなたへ──

こんなふうに感じることはありませんか?

「疲れているのに、休めない」

「イライラしてしまう」

「自分が頑張んなきゃ…」

そんな思いで毎日を過ごしていても、気づけば心も体もヘトヘトになっていませんか?

介護している多くのご家族は、自分のケアを後回しにしがちです。

でも、本当に必要なのは

あなた自身が癒されること

です。

疲れがたまると、心に余裕がなくなったり、つい強い口調になってしまうこともありますよね。

それは、もしかすると「頑張りすぎたサイン」かもしれません。

「自分をいたわる時間」を持ってもいいんです。休んでもいいんだと、自分に優しく声をかけてみてください。

頑張りすぎのサイン

私も、母のがんを介護しました

私自身も、母をがんで看取りました

母は「自宅で最期を迎えたい」と強く望んでいたため、在宅での看取りに向けて準備を進めていました。

少しずつできないことが増えていく母を前に、私は毎日「何が正解なのか」がわからなくなっていました。

特に、浮腫が進んで寝返りも打てなくなった頃は本当に大変でした。

褥瘡(じょくそう)ができないように、夜中も2時間おきに寝返りを打たせていたのです。

 

睡眠も取れず、心も体も限界だった私を見て、緩和ケアの先生がこう言ってくれました。

このままでは、あなたが倒れてしまう。僕がお母さんが入院できるように手配します。

その一言で、母の入院が決まりました。

 

当時は、自分のことより母のことで精一杯で、自宅で看取れないことに罪悪感もありました。

今、振り返ると…

介護している私自身にも、ケアが必要だったのだと感じています。

「介護者にも休息を」─レスパイトケアという選択肢

私が母の介護をしていたとき、

「自分が休むなんて考えたこともなかった」のが正直なところです。でも、いま介護に向き合って心身ともに限界に近づいているご家族に、ぜひ伝えたいことがあります。

それが、「レスパイトケア」です。

レスパイトケア(respite care)とは

レスパイトケアは、介護をしているご家族が一時的に介護を手放し、休息を取るための支援のことです。

例えば

・一時的な入院

・施設のショートステイ

・デイサービスなどの利用

・訪問看護・訪問介護の活用 など

レスパイトケア

「介護者を守る」ことを目的とした制度や支援は、あなたが思っている以上に用意されています。

休むことは、弱さではありません

介護に向き合う中で、「自分が休んでいいのか」と迷う気持ちもあるかもしれません。

でも、休むことは、決して逃げでも甘えでもありません。

介護を続けていくには、介護する人が元気でいることが大前提です。

だからこそ、プロの手を借りることも、立派な“ケアのひとつです。

自分をいやす時間が、介護の質を変える

もし今、「もう限界かもしれない」と感じているなら、

まずは一度、自分自身のことを考える時間を持ってみてください。

私自身も、あのとき

母が入院し、休息を取ることができたことで、母と向き合う気持ちを、取り戻すことができました。

休むことは、自分を取り戻すこと。

そしてそれは、結果的に母へのより良い介護につながったと、今では感じています。

休むことで頑張れる

休むことで、いい介護が始まる

介護に「正解」はありません。

でも、あなたが笑顔でいられる時間を少しでも増やすことは、きっと、ご家族にとっても大切なことです。

頑張るあなたに、ほんのひと時の休憩をあげてください。

それがきっと、いい介護につながります。

そして、タッチングというやさしい方法が、あなたとご家族の心や体をゆるめてくれることもあります。

マシュマロ・タッチは、がんや認知症の患者さんのためのタッチングケアです。

受けた患者さんからは、

「リラックスできた」「気持ちが落ち着いた」「眠くなった」

といった声も寄せられています。

2024年12月には、NHK『おはよう関西』でも、ご家族ができる認知症ケアとして紹介されました。

患者さんとご家族の休息の時間にそっと寄り添うケアとして、マシュマロ・タッチが、あなたのお役に立てるかもしれません。

マシュマロ・タッチを体験してみたい方へ

体験レッスンは随時開催しておりますご希望の方は、お気軽にご連絡ください。

また、以下の場所でもご体験いただけます:

🟠 キューズモールあまがさき 1階「まなびの広場」

・奇数月の第4水曜日

 13:00〜15:00

・先着5名様

> 詳細はスケジュールページまたはLINEでもご案内しています。

参考リンク|介護者の支援やレスパイトケアについて

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