「温かい」が生まれるマシュマロ・タッチ|がん患者さんに寄り添うタッチングケア講座
こんにちは、マシュマロ・タッチの前川です。
先日、がん患者さんとそのご家族、そして「何かしてあげたい」と願う方々を対象にした「がん患者さんのタッチングケア講座」を開催しました。
目次
「何かしてあげたいけれど、どうすれば…」
がんと向き合う大切な人がいるとき、
「自分にも何かできることがあれば」――そう思う方は少なくありません。
今回の講座には、
・ご家族を支えたい方
・友人にがん患者さんがいる方
が参加してくださいました。
がんの「4つの痛み」を知るところから
講座の前半では、がん患者さんが抱える「4つの痛み」について解説しました。
◯ 身体の痛み</strong>
◯ 心の痛み(不安・抑うつ)</strong>
◯ 社会的な痛み(孤独・関係性の変化)</strong>
◯ スピリチュアルな痛み(生きる意味の揺らぎ)</strong>
がん患者さんの背景を理解したうえで、どのように寄り添うか。
その支えとなる「マシュマロ・タッチ」の可能性について、科学的な根拠(エビデンス)とともにお伝えしました。
まずは自分自身へのセルフケアから
後半は実技です。
まずは、自分の手や腕、そして顔にやさしく触れる練習からスタート。
「強く押すと気持ちよくない」
そんなことも実感していただけます。
セルフケアは、自分を整えるだけでなく、
ご家族のストレスケアにも使える手法です。
実際に参加された方の多くが、
「温かくなった」「落ち着いた」
と話されています。
最後は、ペアでのタッチング体験
実技の後半では、参加者同士で腕へのタッチングを体験。
やさしくなでることで、お互いの心がゆるむ時間になりました。
中には、
「眠くなってきた…」とリラックスする方も。
マシュマロ・タッチは、
強く押さず、揉まず、それでも「気持ちいい」と言っていただけるケアです。
「…温かい」 ある患者さんの言葉
緩和ケア病棟でタッチケアをしていたときのこと。
あるがん患者さんが、静かにこうつぶやきました。
「…温かい」
マシュマロ・タッチをしていると、こんな言葉に出会うことがあります。
ただやさしく触れるだけで、心も身体もゆるむ。
それが、このケアの特徴です。
こんな方におすすめの講座です
✅ ご家族にがん患者さんがいる方
✅支えたいけど、どうしたらいいか迷っている方
✅ タッチングケアに関心がある方
がん患者さんに安心を届ける触れるケアを、体験してみませんか?
今後の開催予定
がん患者さんへのタッチケア講座(1DAY)
・7月10日(木)10時〜13時
・7月17日(木)10時〜13時
・8月1日(金)10時〜13時
※お申込み・詳細は、ホームページまたはLINE公式よりご確認いただけます。
※ご家族との参加も可能です(事前にご相談ください)
まとめ|がん患者さんに“安心”を届ける触れ方を学びませんか?
マシュマロ・タッチは、
がん患者さんのために開発されたエビデンスのあるタッチングケア。
「何かしてあげたい」その気持ちを、
“ふれる”というカタチで届けてみませんか?