お知らせ

がん相談支援センター合同サロンで講演します

2022/10/18

大阪中河内地区の「がん相談支援センター」が合同で開催する「がんサロン」で、患者さんや医療者の方に「コロナ禍の触れ合いと癒し」についてお話しをさせて頂きます。お話の他にもタッチング体験もさせて頂く予定です。

乳がん患者さんの体験談のお話もあります。乳がん患者さんに病気や治療を通じて感じた当事者の思いを語っていただく貴重な機会です。

 

 

私たちは、人との交流が制限される日々を送っています。がん患者さんの体験談や、ご自分やさしく触れるセルフタッチで自分を大切に慈しむ時間を過ごしませんか?

 

◆開催日:2022年11月18日㈮ 14:00~15:30

◆参加費:無料 ※先着100名様

◆対象:患者さん、ご家族、一般の方、医療者関係の方、どなたでも参加できます。

◆参加方法:オンライン以外に会場でも参加いただけます。お好きな方法をお選びください。

      ※会場の場合は、八尾市立病院、もしくは市立東大阪医療センターになります。

◆講師:見谷貴代(看護師/アイグレー合同会社副代表)

◆お申込み・お問合せ:

※会場参加をご希望の方:

  八尾市立病院がん相談支援センター TEL:072-922-0881(代表)

※オンライン参加をご希望の方➡中河内合同サロン申し込みフォーム 

               (お申込み期間:10月1日~11月14日)

 

 

 

 

セルフタッチでは、マシュマロ・タッチを体験します!マシュマロ・タッチは、マッサージの概念を覆す、触覚を使った新しいケアです。羽のように軽いタッチで肌をなでて、不安や緊張をやわらげ、安心感を与えてくれる「「触れ合い」の技術です。

5分間の腕へのタッチでリラックス効果や、不安・緊張・抑うつ・怒りなどを軽減する効果があることが研究で実証されました。※見谷貴代ら, 日本看護技術学会誌.175-130(2018)

マシュマロ・タッチは触覚を使っているので、優しく肌をなでるようなタッチで行います。筋肉にアプローチするマッサージよりもお身体への刺激量が少なく、病院や介護施設でがん患者さんや認知症患者さんに安らぎをもたらすケアとして使っていただいています。

 

 

当日、八尾市立病院と市立東大阪医療センターの会場には、なんど!メディカル・タッチ®認定の看護師さんたちが来て、直接、会場の皆さんにセルフタッチの指導をしてくれる予定です!楽しみしていてくださいね。私はオンラインでの参加となりますが、オンラインと会場とでつながって、皆さんで一緒に心地よい時間を過ごせたら嬉しいです。

(※コロナ感染拡大状況によりオンライン開催のみになる場合もあります。)

 

がん相談支援センターは、全国の「がん診療連携拠点病院」や「小児がん拠点病院」「地域がん診療病院」に設置されている、「がんに関するご相談の窓口」で、全国どこにお住まいでも質の高いがんの医療が受けられるように、厚生労働大臣が指定した施設です。がんに関する治療や症状、お薬、看護や介護、療養生活全般、お食事、精神的な不安や悩み事、仕事についてなど相談することができます。患者さんやご家族の以外にもどなたでも無料でご利用いただけます。多くの「がん相談支援センター」では、がんについて詳しい看護師さんや、生活全般の相談ができるソーシャルワーカーなどが、相談員として対応されています。※(参考:国立研究開発法人国立がん研究センター がん情報サービス がん相談支援センターとは

 

がんと診断されて、これからの治療がどう進んでいくのかしら?セカンドオピニオンは受けた方がいいのか、生活はどうしたらいいのだろう?仕事は続けられるのかしら?など、たくさんの不安や悩みが一度に降りかかってくるのではないでしょうか。主治医の先生に相談したいけど、何て質問をしたらいいのかわからないこともあるかも知れません。

そんな時に、がん相談支援センターは、その病院にかかっているかいないかに関わらず、気軽に相談に乗ってくれる場所です。まだまだその存在を知らないという方も多いのではないかと思います。ネットで情報を調べてみるのもいいですが、一度、お住いの近くの病院にがん相談支援センターがあれば、相談してみてはいかがでしょうか?

 

 

がんについて相談できる窓口は、がん情報サービスのページから検索もできます。私も友人のことで何度か利用したことがありますが、とても親切に対応してくださいました。相談するまでは、「どうしよう?」と不安もいっぱいありましたが、相談したことで答えが見つかったり適切なアドバイスを受けることができて、気持ちが楽になりました。相談するのは勇気もいることですが、ぜひ、がん相談支援センターを頼りにしてみてくださいね。