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2020.03.20セミナー

尼崎小田高校でタッチングの授業を行いました

高校生にタッチングの授業

 

今年も兵庫県立尼崎小田高校の生徒さんにマシュマロ・タッチ®︎のタッチングをテーマに、私と前川さんで授業をさせていただきました。今年で3回目になります。授業をしたのは将来、看護師などの医療職を目指す学生さんたちの特別クラスです。

 

このクラスの生徒さんたちは、春休みに熊本の被災地へボランティアに行き、被災者の皆さんにマシュマロ・タッチ®︎を提供する予定です。

この度の授業の様子を毎日新聞さんが取材に来てくださいました‼︎取材記事はこちらにご内しています。

 

 

 

尼崎小田高校

小田高校には、将来、看護師や理学療法士など医療系に進む生徒さん専門の「看護医療・健康類型クラス」というクラスがあります。ちなみに、卒業生には、アニメ『忍たま乱太郎』の作者である尼子 騒兵衛さんがいます。普通科、国際探求学科、サイエンスリサーチ科の3つの学科があり、普通科の中に看護医療・健康類型があります。

 

このクラスの生徒さんたち、実はものすごい活動をされているんです!今年の1月には秋篠宮ご夫妻に地域を巻き込んだ防災劇や防災マップづくりの説明をしたり、在宅医療の授業を取り入れ、学生さんたち主体で看取りの劇にまで挑戦しています。その他にも街頭募金で寄付を集めたりと1年を通して様々な活動をされています。「学生の間に将来、就こうと考えている仕事を経験することは、将来を決めるうえでも大切なこと」と担任の福田先生の熱い想いが生徒さんの活動につながっています。

 

私たちが授業をさせていただくまでは、被災地で足浴を提供していたそうですが、何か新しいことができたら!と福田先生からお声をかけていただきました。今年も2年生28名に「看護の現場におけるタッチング」」のお話しと、マシュマロ・タッチ®︎のハンドタッチなどを学んでいただきました。

 

 

  • 看護におけるタッチングについてのお話

 

タッチングは看護では欠かせない技術です。

看護師はケアの中で患者さんに触れます。触れることなしではケアはできません。看護師が患者さんに触れることにどんな意義があるのか、どんな時に触れるのか、どんな効果があるのかをお話ししました。きっと生徒さんには初めて聞くお話しばかりだったと思います。目的意識の高い生徒さんが多く、居眠りすることもなく、目を大きく開けてとても熱心に授業を聞いてくださいました。

 

看護技術は目的を持って(意図的に)根拠に基づいて行われます。

特に生徒さんには印象に残ったのがこの言葉だったようです。看護師がただ、なんとなく気分だけで判断して患者さまに触れることはありません。タッチングももちろん、看護では意図的に行われます。なぜならば、触れることは患者さまの心身に影響がある行為だからです。医療の現場では効果もさることながら、安全性がとても重視されます。ですので、商業的な癒しのサービスと看護が大きく違うところは、患者さまへのケアは常に目的と根拠に基づいて行われないといけないという点です。

 

そして患者さんの状態をアセスメントして、患者さんの状態に最もあったケアを計画して提供できるのがまさに看護師だからこそできることなんです。ですから、将来、看護のプロになるためにも、今からちゃんと根拠に基づいた「触れ方」を学ぼうね!とお話しました。

根拠に基づいた触れ方として、マシュマロ・タッチ®の説明もさせていただきました。

マシュマロ・タッチ®は、一般的な筋肉をもみほぐすマッサージとは違い、皮膚の感覚受容器を刺激する技術です。マッサージよりも低刺激なので、ご病気の方や体力の無い高齢者の方にも受けていただけます。皮膚から脳へ心地よい刺激を送り、脳をリラックスさせます。そのためには、触れ方にコツがあるのでそのコツをお伝えしました。

 

 

マシュマロ・タッチ®︎体験

 

そしていよいよ、マシュマロ・タッチ®体験です。

「今日はまず、お友達をタッチで癒してみましょう!」と始まった実践タイムは、とても賑やかでした。

 

 

最初のタッチの時には、照れもあってでしょうか?

「キャー」とか「ぎゃー」という声があちこちから上がり、大人とは違う反応があって、オイルを塗布するだけでも大騒ぎ。

とにかく賑やかです。

 

 

若い皆さんは習得が早く、あっという間に気持ちのいいタッチができるようになりました。

そして「眠くなってきたかも⁈」と次第に口数も減り、穏やかな表情になっていきました。

 

 

生徒さんたちから授業の素晴らしい感想をいただきました!

 

「マシュマロタッチをしてもらっている間、友達との会話も弾み、いい気分だったのでこれを医療現場や被災地訪問において活用することでコミュニケーションを取りやすく、信頼関係がより深く構築できると思いました。」

 

「マシュマロ・タッチをしているときも、してもらっているときも自然と笑顔になり会話が弾みました。人と人が触れ合うことで、機械とは違う気持ちよさや安心感が与えられるなと思いました。」

 

「タッチングをしているときは自然と対話が生まれ、そういった面でもリラックスできたように思います。熊本ボランティアでは初対面の人にタッチングを行うので、さらに対話や気配りが大事で、相手が安心できる状況を作るべきだと思いました。」

 

もはや高校生とは思えないような立派な感想ですよね!触れることがどうして被災地の方にいいのか?を理解していただけたようで、今日のミッションを達成することができました!

 

授業が終わってからも自主的に残って練習をされる生徒さんもいて「自信がついた。熊本に行ったらぜひともやってみたい!」とも言っていただきました。

 

ぜひとも、皆さんの素敵な笑顔とともに心地いいタッチを被災地の方に届けてくださいね!熊本の被災地の皆さまにマシュマロ・タッチ®︎のケアが少しでもお役に立てれば幸いです。

 

 

見谷 貴代

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