こんにちは、マシュマロ・タッチの前川です。
今日9月1日は「防災の日」です。
私も先週、防災グッズを見直しました。
その中で改めて感じたのが、
認知症のご家族がいる場合は、一般的な備えに加えて、
「環境が変わっても、できるだけ安心して過ごせる準備」
も大切だということです。
今回は、一般的な防災グッズにプラスして、準備しておきたいものをまとめます。
目次
避難所は、知らない人や大きな音、人の出入りなど、普段とはまったく違う環境になります。
認知症の方の場合、
・なぜここにいるのかわからず不安になる・人の多さや物音で落ち着かなくなる・トイレの場所がわからなくなる・昼夜の生活リズムが崩れる・落ち着かず歩き回る・食事や水分がとりにくくなる・薬の管理が難しくなる
といったことが起こる場合があります。
だからこそ、
「避難すること」だけでなく、「避難したあと、どう過ごすか」
まで考えておくことが大切です。
災害時にすぐ持ち出せるように、
□ 普段飲んでいる薬□ お薬手帳□ 持病やアレルギーがわかるもの□ かかりつけ医・薬局の連絡先□ 眼鏡・補聴器・予備電池
などをまとめておきましょう。
さらに、
「普段どのような介助をしているか」
を簡単に書いたメモもあると安心です。
私も喘息があるので、お薬手帳と薬は、すぐ持って出られる場所に置いています。
避難所では、少し目を離した間に一人で移動してしまうことも考えられます。
そのため、
□ 本人の名前□ 家族の連絡先□ 最近の顔写真□ 全身がわかる写真□ 本人の特徴がわかる情報
などを、スマートフォンに保存しておくと安心です。
災害時はスマートフォンが使えないこともあるため、同じ情報を印刷して、防災バッグにも入れておきましょう。
自治体によっては、見守りシールやSOSネットワークなどを設けているところもあります。
お住まいの地域の制度も、一度確認しておくと安心です。
そしてもう一つ、
「本人がどんなことで困りやすいのか」「どのように声をかけてもらうと安心できるのか」
を周囲に伝える準備も大切です。
ヘルプカードには、
・本人の名前・認知症であること
を書いておくと、状況が伝わりやすくなります。
裏面には、
・苦手なこと・声のかけ方・介助で必要なこと・安心しやすいこと・家族の連絡先・持病や服用している薬・アレルギー
など、その方に必要な情報を書いておきます。
「どう接してもらうと安心できるのか」
が伝わる内容にしておくとよいですね。
ヘルプカードは、厚生労働省のホームページからもダウンロードできます。
ヘルプカードのダウンロードはこちら(厚生労働省)https://www.mhlw.go.jp/content/001242692.pdf
避難所でも、普段使っているものがあると安心につながることがあります。
例えば、
□ いつも使っているタオル□ 小さなクッション□ 本人が大切にしている小物□ 家族の写真□ 好きな音楽□ 食べ慣れたおやつ
など。
特別なものではなく、その方が普段から慣れているものを選ぶのがポイントです。
認知症の方の場合、いつもと違うトイレや食事に戸惑うこともあります。
□ 紙おむつ・尿取りパッド□ おしりふき□ 携帯トイレ□ 防臭袋□ ウェットティッシュ□ からだ拭き□ 飲み慣れた飲料水□ 食べ慣れた保存食□ やわらかい食品□ 必要に応じて、とろみ剤や介護食
などを、少し多めに準備しておくと安心です。いつもの食べ物で保存が効くものを入れておくのもいいと思います。
災害が起きたとき、いつも介護している家族がそばにいるとは限りません。
・家族が不在のときは誰に頼るか・避難場所はどこか・どの道を通るか・ケアマネジャーの連絡先・地域包括支援センターの連絡先・利用している介護事業所の連絡先
なども、一度、確認しておきましょう。
防災グッズは、ご家族の状態や生活に合わせて見直していくことが大切です。
認知症の方がいるご家庭では、
「避難できるか」だけでなく、「避難先で少しでも安心して過ごせるか」
という視点でも、備えを考えてみてください。
今日の防災の日をきっかけに、ご家族に合った準備をひとつずつ見直してみてはいかがでしょうか。
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