こんにちは、前川です。
熊本県を中心とした地震により、不安な時間を過ごされている皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。
暑さを避けて、避難所や車中泊をされて、長時間同じ姿勢で過ごすことが増えていると思います。
そのような状況で心配されるのが、エコノミークラス症候群(深部静脈血栓症・肺塞栓症)です。
テレビなどでも「足をマッサージしましょう」と紹介されることがありますが、症状によっては、足をマッサージしてはいけない場合があります。
マッサージをする前に、まずはご自身やご家族の足の状態を確認してみてください。
目次
次のような症状がある場合は、足を揉んだり、強くマッサージしたりしないでください。
・脚が急に腫れてきた
・左右で腫れ方が違う
・脚に痛みや熱感がある
・脚が赤くなっている
これらは、脚の静脈に血栓(血のかたまり)ができている可能性があります。
このような場合は、避難所の医療スタッフや医療機関へ、できるだけ早く相談してください。
次のような症状が現れた場合は、肺に血栓が流れた可能性も考えられます。
・突然の息苦しさ
・急な胸の痛み
・冷や汗
・意識が遠のく、失神しそうになる
このような場合は、すぐに119番へ連絡してください。
がん治療中の方や、血栓ができやすい病気のある方は、一般の方より血栓ができるリスクが高いことが知られています。
そのため、足に異常を感じた場合は、「様子を見よう」とせず、早めに医療者へ相談することが大切です。
エコノミークラス症候群の予防としては、
・足首をゆっくり曲げ伸ばしする
・かかとの上げ下げをする
・できる範囲で立ったり歩いたりする
・水分をこまめに補給する
ことが勧められています。
足のマッサージを行う場合は、痛みを感じない程度を心がけましょう。
痛みを感じるほど強く揉んだり、グイグイ押したりする必要はありません。
「強く揉んだ方が血流が良くなる」というわけではありません。
体調に異変があるときは、無理にマッサージを続けず、医療機関へ相談してください。
一日でも早く、皆さまが元の生活を取り戻されますことを、心よりお祈り申し上げます。
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